ハリウッド映画を動かすユダヤモルガン財閥

第二次世界大戦直前、ニューョークの演劇界には二万数千名のユダヤ人が関係し、そのうち七干名余は俳優、一万数干名が音楽家といわれていた。ほか脚本家、作家、演出家もユダヤ人の独占するところであった。映画企業は当初からユダヤ人の手によって始められ、ユダヤ全融業者が支援し、ユダヤ政治家を背景に持ち、ユダヤ芸術家や文学者を抱き込み、ついに従業員五十万人を擁する、米国五大産業の一つを占めるに至った。八大映画会社のトップはすべてユダヤ人である。俳優はチャップリン、フェアバンクス、ビックフォード、バスター・キートン、マルクス四兄弟など、初期から今日まで、枚挙にいとまがない。このアメリカ映画産業を握るのが、ユダヤ・モルガン財閥なのだ。ユダヤは、映画によってゴイムを白痴にすることができる。一九四○年の数字では、全世界の映画観客数は百億人余、そのうちアメリカは約四十億人。世界の映画館数六万七千余、アメリカの映画館数一万七干。

アメリカ映画は、第一次大戦後の数十年間、ユダヤ世界帝国の宣伝謀略戦の主要武器として活用された。映画の企画段階でも、国際ユダヤの指導部の意志が働いている。その最たるものの一つが、ユダヤ白色人種の植民地政策を美化肯定する一連の「外人部隊」の映画(『モロッコ』『外人部隊』『地の果てを行く』『忘却の砂漠』『望郷』などのユダヤ・フランス、アメリカ映画)であった。そうした映画は、白人軍は優れた武器と戦術によって永遠に原住民の支配者であることを承服させる効果を与える。一九四○年のRK○映画『ガンガディン』(インド占領英国軍の武勲をたたえ、ガンガディンというインド人の下僕の英国への思誠を謳う)、パラマウントの『大平原』(アノリカ、ユニオン・パシフィック鉄道の建設が、有色人種労働者の犠牲のうえになされた事実を捏造するユダヤ・自人の宣伝映画)などは特
筆に値する。そのはか、フロイトの汎性欲説に基づくポルノ映画。

また、男性対女性の分裂闘争を扇動し、家庭と民族の破壊を狙う映画。これはユダヤ映画の主調音の一つだ。夕−ザン映画は、有色人種と野獣を同居させる。そしてこのなかに一人入っている白色人種は高貴な人類として扱われる。一九三五年、ユダヤ人ザナックが製作した『ロスチャイルド』は、アメリカがユダヤ帝国であることを満天下に宣言した、ロスチャイルド賛歌である。