ロックフエラー帝国の参謀本部CFR(外交問題評議会)

CFR(外交問題評議会)は、第一次世界大戦後(一九一九年)、イギリスのRIIA(王立国際間題研究所)の姉妹機関として、あるいはむしろ、その子供としてパリで結成され、半世紀の間、公衆に知られることなく隠密のうちに活動してきた。CFRは「見えざる政府」とか、「ロックフェラー国務省」とか呼ぱれている。

イギリス王立国際問題研究所が、ユダヤ・ロスチャイルド王朝の秘密の政府(重大政策決定機問)であるとしたら、世界の超大国の役割が、イギリスからアメリカに移りつつあった第一次世界大戦直後に、ユダヤはアメリカに、新しくユダヤのコントロールする秘密政府(政策決定機関)を創設しなけれぱならない。CFRは、そのようなものとして組織されたのである。CFRの創設には、次のようなアメリカのもっとも重要な金融王朝が参加した。

@モルガン家
Aロックフェラー家
Bクーン・ロエプ商会
Cダイロン・リード商会
Dプラウン兄弟商会(ハリマン)
Eロスチャイルド家のアメリカ総支配人(パウルヴァールプルク)

CFRは国際金融、産業、学問、政治、財団、マスメディア、労働界の各分野のアメリカの工リートを会員としており、第一次大戦以後のアメリカの全外交政策を決定したのみならず、大統領以下の政府要職の大部分を送り出した。そしてロックフェラー家がCFRのトップに座り、CFRはロックフェラー帝国の参謀本部として成長した。これに類似する組織は、同じ時代の他のいかなる国家にも存在しない。チェスター・ワード元海軍大将は、CFRの正体を勇気をもって内部吉発した(一九七二年)。

ワード大将によれぱ、ロックフェラ−一族とCFRの目的は、アメリカの主権と国家の独立性を廃止して、この上なく強力で専制的な世界政府に譲り渡すことである(ゲィリー,アレン『ロックフヱラー帝国の陰謀』)。ここに証言されている世界放府とは、タルムードと『プロトコール』に述べられている、ユダヤの世界支配の完成を意味する。かくして出現する世界政府=世界共和国のもとでは、ユダヤが支配し、非ユダヤ人はただ労働のみする家畜である。「ゴイムは、ユダヤ人の奴隷として神によってつくられた」のだ。ユダヤに反抗するゴイムは、野獣に等しいものとして駆除され、ユダヤに迎合するゴイムは、ユダヤのために粉骨砕身、業にはげむ。アメリカの今日が、すでにこのレベルに近い。