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No. 763 ロトの妻(2)

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テキスト:創世記 19:4 彼らが床につかないうちに、町の者たち、ソドムの人々が、若い者から年寄りまで、すべての人が、町の隅々から来て、その家を取り囲んだ。

 19:5 そしてロトに向かって叫んで言った。「今夜おまえのところにやって来た男たちはどこにいるのか。ここに連れ出せ。彼らをよく知りたいのだ。」

 19:6 ロトは戸口にいる彼らのところに出て、うしろの戸をしめた。

 19:7 そして言った。「兄弟たちよ。どうか悪いことはしないでください。

 19:8 お願いですから。私にはまだ男を知らない二人の娘があります。娘たちをみなの前に連れて来ますから、あなたがたの好きなようにしてください。ただ、あの人たちには何もしないでください。あの人たちは私の屋根の下に身を寄せたのですから。」

 19:9 しかし彼らは言った。「引っ込んでいろ。」そしてまた言った。「こいつはよそ者として来たくせに、さばきつかさのようにふるまっている。さあ、おまえを、あいつらよりもひどいめに合わせてやろう。」彼らはロトのからだを激しく押しつけ、戸を破ろうと近づいて来た。

 19:10 すると、あの人たちが手を差し伸べて、ロトを自分たちのいる家の中に連れ込んで、戸をしめた。

 19:11 家の戸口にいた者たちは、小さい者も大きい者もみな、目つぶしをくらったので、彼らは戸口を見つけるのに疲れ果てた。

 19:12 ふたりはロトに言った。「ほかにあなたの身内の者がここにいますか。あなたの婿やあなたの息子、娘、あるいはこの町にいるあなたの身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。

 19:13 わたしたちはこの場所を滅ぼそうとしているからです。彼らに対する叫びが主の前で大きくなったので、主はこの町を滅ぼすために、わたしたちを遣わされたのです。」

 19:14 そこでロトは出て行き、娘たちをめとった婿たちに告げて言った。「立ってこの場所から出て行きなさい。主がこの町を滅ぼそうとしておられるから。」しかし、彼の婿たちには、それは冗談のように思われた。

 19:15 夜が明けるころ、御使いたちはロトを促して言った。「さあ立って、あなたの妻と、ここにいるふたりの娘たちを連れて行きなさい。さもないと、あなたはこの町の咎のために滅ぼし尽くされてしまおう。」

 19:16 しかし彼はためらっていた。すると、その人たちは彼の手と彼の妻の手と、ふたりの娘の手をつかんだ。――主の彼に対するあわれみによる。そして彼らを連れ出し、町の外に置いた。

 19:17 彼らを外のほうに連れ出したとき、そのひとりは言った。「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」

 19:18 ロトは彼らに言った。「主よ。どうか、そんなことになりませんように。

 19:19 ご覧ください。このしもべはあなたの心にかない、あなたは私のいのちを救って大きな恵みを与えてくださいました。しかし、私は、山に逃げることができません。わざわいが追いついて、たぶん私は死ぬでしょう。

 19:20 ご覧ください。あそこの町は、のがれるのに近いのです。しかもあんなに小さいのです。どうか、あそこに逃げさせてください。あんなに小さいではありませんか。私のいのちを生かしてください。」

 19:21 その人は彼に言った。「よろしい。わたしはこのことでも、あなたの願いを入れ、あなたの言うその町を滅ぼすまい。

 19:22 急いでそこへのがれなさい。あなたがあそこにはいるまでは、わたしは何もできないから。」それゆえ、その町の名はツォアルと呼ばれた。

 19:23 太陽が地上に上ったころ、ロトはツォアルに着いた。

 19:24 そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、

 19:25 これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。

 19:26 ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。

本日はロトの妻(2)としてこの件をもう少し見ていきましょう。

テキストに沿ってみていきましょう。

19:4 彼らが床につかないうちに、町の者たち、ソドムの人々が、若い者から年寄りまで、すべての人が、町の隅々から来て、その家を取り囲んだ。

ロトの妻に関する教えは要するにソドムの町を振り返らない、そこに未練をもたないことと理解できます。

ここでは、ソドムの人々がロトの家を取り囲んだことが描かれています。

これはたとえですが、しかし、終わりの日に再現することがらでもあります。

すなわち、ロト、義人の家、義人の教会がソドムの人々、同性愛容認の人々に囲まれ、恫喝され、強制される、ということはありえるのです。我々に同調せよ、同性愛を認めろ、という主張でしょう。

 19:6 ロトは戸口にいる彼らのところに出て、うしろの戸をしめた。

ロトが自分の家の戸をしめたように、終わりの日に我々はソドムの人々、同性愛容認の人を暖かく迎え、受け入れるのではなく、戸を閉め、関係を絶ち、その罪に巻き込まれないことが正しいのです。

19:7 そして言った。「兄弟たちよ。どうか悪いことはしないでください。

 19:8 お願いですから。私にはまだ男を知らない二人の娘があります。娘たちをみなの前に連れて来ますから、あなたがたの好きなようにしてください。ただ、あの人たちには何もしないでください。あの人たちは私の屋根の下に身を寄せたのですから。」

ロトは自分の家の屋根の下に身をよせた人たちを守ろうとしました。私たちも終わりの日に、自分の家、教会に身を寄せた人々をソドム化した人々から守るべきなのでしょう。

 19:9 しかし彼らは言った。「引っ込んでいろ。」そしてまた言った。「こいつはよそ者として来たくせに、さばきつかさのようにふるまっている。さあ、おまえを、あいつらよりもひどいめに合わせてやろう。」彼らはロトのからだを激しく押しつけ、戸を破ろうと近づいて来た。

しかし、ソドムの人々はこの家の主人であるロト自身に危害を加えようとし、さらに家、教会の戸を破って押し入ろうとしました。

すなわち、力ずくでも、今の時代なら、法律や罰則に訴えてでも何とか、同性愛反対の教会を屈服させ、その戸を破ってでも教会に侵入し、同性愛を認めさせようとするようになるのでしょう。

 19:10 すると、あの人たちが手を差し伸べて、ロトを自分たちのいる家の中に連れ込んで、戸をしめた。

 19:11 家の戸口にいた者たちは、小さい者も大きい者もみな、目つぶしをくらったので、彼らは戸口を見つけるのに疲れ果てた。

しかし不思議な助けにより、彼らの意図は達成できませんでした。

 19:12 ふたりはロトに言った。「ほかにあなたの身内の者がここにいますか。あなたの婿やあなたの息子、娘、あるいはこの町にいるあなたの身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。

み使いはロトにこの町にとどまらず、親族をこの町、この場所から連れ出すことを語りました。

今でいうなら、キリストにある親族、親しい兄弟姉妹に今のソドムからした教会にとどまるべきでないことを伝えるべきなのです。

 19:13 わたしたちはこの場所を滅ぼそうとしているからです。彼らに対する叫びが主の前で大きくなったので、主はこの町を滅ぼすために、わたしたちを遣わされたのです。」

同性愛の汚れた町、ソドムは滅ぼされる、ということが主の決定であり、これは変えることができません。ロトたちにできることはこの汚れた町を出て、裁きや罰に巻き込まれないことだけです。

同じく終わりの日において、ソドム化した教会が滅びることは神の前に決定したことがらなのです。

私たちにできることはこの町の災いに巻き込まれないよう、ここを去ることだけなのです。

以下の様に終わりの日に教会がソドム化することは預言されています。

黙示録11:8 彼らの死体は、霊的な理解ではソドムやエジプトと呼ばれる大きな都の大通りにさらされる。彼らの主もその都で十字架につけられたのである。

次を見ます。

 19:14 そこでロトは出て行き、娘たちをめとった婿たちに告げて言った。「立ってこの場所から出て行きなさい。主がこの町を滅ぼそうとしておられるから。」しかし、彼の婿たちには、それは冗談のように思われた。

ロトは婿たちに警告しましたが、その警告は彼らにとり冗談のように思え、彼らは聞き入れませんでした。同じことは世の終わりにも起きるでしょう。いやまさに起きつつあります。私たちは繰り返し、教会のソドム化を語り、警告をし、その日、教会を出るように警告していますが、誰も耳を傾けようとしません。そうか、といってまじめに教会を出ることを検討する人など誰もいません。しかし、人が受け入れようと受け入れまいと、主が語られたことはいずれ実現します。

19:15 夜が明けるころ、御使いたちはロトを促して言った。「さあ立って、あなたの妻と、ここにいるふたりの娘たちを連れて行きなさい。さもないと、あなたはこの町の咎のために滅ぼし尽くされてしまおう。」

 19:16 しかし彼はためらっていた。すると、その人たちは彼の手と彼の妻の手と、ふたりの娘の手をつかんだ。――主の彼に対するあわれみによる。そして彼らを連れ出し、町の外に置いた。

御使いは今、町を出るよう促したのですが、しかし、ロト自身もためらっていました。それで、御使いはその手をとって、町から連れ出しました。

このようにソドム化した町から出ること、その理由や手段がどうであろうと、出ることは主のあわれみのゆえであることを知りましょう。たとえば、私たちが訴えられてもう教会に行くことができなくなったという理由でも、はたまた教会のリーダーからもう来るなといわれてもう行けなくなったとしてもその理由や原因や方法がなんであろうと、私たちが結果としてソドム化した教会を出ざるを得なくなるなら、それは主のあわれみのゆえに起きたことなのです。決して、不満を言ったり、神を呪ったりするべきではありません。そういう私も以前、今までいっていた教会から出されました。もう来ないでくれと電話でいわれたのです。そのときは少しショックだったのですが、しかし、今はそれは主のあわれみから起きたことなのであることがわかります。

 19:17 彼らを外のほうに連れ出したとき、そのひとりは言った。「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」

なぜ、うしろを振り返ってはいけないのでしょうか?その理由は私が察するにこのソドムの町に未練を残してはいけない、そうでないと、ソドムと同じ裁き、罰に会うから、そう思えます。

19:19 ご覧ください。このしもべはあなたの心にかない、あなたは私のいのちを救って大きな恵みを与えてくださいました。しかし、私は、山に逃げることができません。わざわいが追いついて、たぶん私は死ぬでしょう。

 19:20 ご覧ください。あそこの町は、のがれるのに近いのです。しかもあんなに小さいのです。どうか、あそこに逃げさせてください。あんなに小さいではありませんか。私のいのちを生かしてください。」

 19:21 その人は彼に言った。「よろしい。わたしはこのことでも、あなたの願いを入れ、あなたの言うその町を滅ぼすまい。

 19:22 急いでそこへのがれなさい。あなたがあそこにはいるまでは、わたしは何もできないから。」それゆえ、その町の名はツォアルと呼ばれた。

ロトはツォアルへ逃れました。そして、御使いは、ロトがその町に逃れるまで何もできず、ソドムを滅ぼすことはできない、と述べました。同じことが終わりの日に再現するでしょう。

主の目はソドムというより、その罪を逃れた少数の人々に注がれており、彼らが完全にソドム化した教会から出るまでソドム化した教会への裁きはとどめられるのです。

しかし、どういう方法かわかりませんが、これらの少数の人々が強制的にか、仕方なくかみな追い出されてソドム化した教会から誰もいなくなる日がきます。それが主が裁きを行う日なのです。

 19:23 太陽が地上に上ったころ、ロトはツォアルに着いた。

 19:24 そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、

 19:25 これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。

この火と硫黄のさばきは、必ず、ソドム化した教会に臨みます。それは、悪霊のさばきかもしれませんし、はたまた実際に火が降ってくるのかもしれません。どちらにしても彼らの裁きと滅びは預言されています。

 19:26 ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。

ロトの妻は後ろを振り返り、そして塩の柱になりました。そうです、ソドムを振り返り、未練を残すべきではないのです。たとえ、私たちが以前の教会でどれほど良い交わりがあり、よい思い出があっても、教会がソドム化し、同性愛を受け入れるなら、早晩裁きや滅びはやってくるのです。ロトの妻のようにふりかえるべきではありません。ソドム化した教会に関しては繰り返し振り返らないこと、未練を残さず戻らないことが語られています。この警告を正しく受けましょう。

終末における主のみこころをおこないましょう。以上

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