ユダヤのカルトハンター達


アメリカにおいてユダヤ主導の意図的な「キリスト教カルト」レッテル貼り、
「聖書的な教会」への非難が行われていることは「知る人ぞ知る真実」である。
 

以下の引用記事もこの実態を語る。

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以下の記事において「監視と密告のアメリカ」成甲書房 ジムレッデン著 田中宇訳より若干引用
させていただきました。
 
 
 
 

<アメリカカルトハンターの実態>


 わざとらしい「カルトによる事件」を自作自演で起こし、
「民間」から「自発的」にカルト監視団体を起こす。
しかし、これらの「カルト監視団体」には、隠れた意図、
深謀遠慮があり、その目的は、「自分達がカルトの専門家」であるとの
自称を行うこと、愚かなクリスチャンを相手に「信用」を
勝ち取ることである。その最後の目的、最終目標は、ユダヤの憎む「頑固な
聖書に忠実なクリスチャンをカルト認定する」権利、資格を自分達が得る事である。
 
 

*民間諜報機関CAN


他に注目すべき民間諜報機関としては、一九七九年に新興宗教を監視する目的で設立された
「カルト把握ネットワーク(CAN)」がある。 CANは一九六〇年代後半から七〇年代前半の
力ウンターカルチャー運動にそのルーツを持っている。当時は多くの米国人が既存の宗教や政
党に背を向け、新たな信仰に向かった。当時興った宗教には「サイエントロジー教会」「クリ
シュナ意識国際協会(クリシュナ教団)」「統一教会」「ウェイ・インターナショナル」などが
あり、新政党としてほ「新同盟党」や、大統領選に敗北したリンドン・ラルーシュ候補が結成
した「米国労働党」をはじめとする各種団体がある。またその他の団体として、カリフォルニ
アを拠点とする「エアハルト・セミナーズ・トレーニング(EST)」「ライフスプリング」、
シナノンの「潜在能力開発運動」関連団体などがある。

子供たちがこれらの怪しげな団体に入ってしまった親の多くは危機感を抱いた。そうした親
のなかには子供がうさん臭い詐欺師に拉致されて洗脳されたと当局に訴える者もおり、警察の
捜査で犯罪の証拠が見つからなかった場合には、政治家にすがりつくこともあった。そうした
動きは、新興宗教や政治運動が並外れて活発だったカリフォルニア州でとりわけ顕著に見られ
ている。

一九七一年にロナルド・レーガン知事の下でカリフォルニア南部の地域広報代表を務め、初
期の法執行機関への通報に数多く対応してきたテオドア(テッド)・パトリック・ジュニアに
よると、デビッド・バーグ(通称モーゼ)が設立した「神の子派」という団体に子供が加入し
てしまったという親からの訴えが増え始めたのが、最初の兆しだったという。この団体は、一
九七〇年代に全国を席巻した「ジーザスフリーク」関連団体のうち、初期に誕生した大規模な
組織の一つである。

 一方、退役海軍大尉のウィリアム・ランバーは、娘が学較を辞めて教団施設に移ってしまっ
たのをきっかけに、カルトと思しき各種教団への警戒を親たちに呼びかける運動を開始、一九
七二年には、パトリックとともに「神の子派から子供たちを解放する親の会」を結成した。同
会は後に「神の子派解放の会(FREECOG)」
と改名している。
 

*「米国の有志の親の会(VPA)」

 その他の反カルト団体のいくつかも、やはり一九七〇年代に創設されている。 ロサンゼルス
では「神の子派」と「トニー&スーザン・アラモクリスチャン財団」に対抗するために親たち
が団体を作っている。「米国の有志の親の会(VPA)」と名づけられたこの団体の主宰者ボ
ブ・チャンセラーは、カルトとみなされていた団体に子供が入ってしまった親のために小冊子
を配布していた人物である。この小冊子《親がやるべきこと、やるべきではないこと》は、子
供に関する記録を付けておき、当局に書面で訴えるといった、オーソドックスな情報提供者に
なることを親に勧めていた。「子供の活動になんらかの関わりをもっている相手全員の名前、
住所、電話番号を記録すること。郡の行政官などの当局関係者に書面で苦情を訴えること」
 

 反カルト運動が全国的に関心を集めるようになったのは一九七三年のことである。この年の
一月、キヤシー・クランプトンという若い女性がシアトルで 「愛の家族」 という団体に入会し
た。 これに驚いた両親、カート・タランプトンと妻のへンリエツタがテッド・パトリックに連
絡を取ったところ、「米国の有志の親の会」 を紹介された。クランプトン夫妻はパトリックに、
「愛の家族」 から娘を取り返し、考えを変えさせてほしいと頼んだ (パトリックはこれを 「再
教育」 と呼んでいた)。パトリックはCBSニュースにこの取り組みの過程を取材させたもの
の、ケイシーが説得に応じて脱会することはなかった。
 

 CBSはこうした経緯を<宗教と市民権の衝突と再教育>と題するドキュメンタリーにまと
め、八月に放映した。これを見たクランプトン夫妻は、団体の問題点は指摘されているものの、
逆に多くの人々を感化して入会させることになってしまったと嘆く。実際、夫妻のもとには身
内 (主に子供) が入会してしまったと訴える電話や手紙が全国から殺到したという。夫妻はこ
れらの被害者とのつながりを利用してVPA (米国の有志の親の会) の名簿を作った。この名
簿は年々拡大を続けたという。

*「政治、宗教、教育、事業における詐欺的、犯罪的、あるいは反体制的な」組織を「暴き出す」(?)「市民自由財団 (CFF)」


 以後数年間にわたって同様の団体の設立が続いた。当時発足した主な団体として、「家族の
絆を取り戻す市民の会」 「個人の自由協会」 「積極行動センター」 などがある。これらの組織の
多くの代表者が一九七四年にデンバーに集い、「市民自由財団 (CFF)」 という連合団体を結
成した。この組織の本部はサンディエゴに置かれ、ラソバーが代表を務めていた。この翌年に
は CFFは活動方針を拡大することにしたらしく、一九七五年の会報では、「政治、宗教、
教育、事業における詐欺的、犯罪的、あるいは反体制的な」組織を「暴き出す」ことが活動の
目的の一つに掲げられている。
 

*「五〇〇〇万人(!)のアメリカ人(全人口の四分の一近く)がカルトの信者である」とのカルト専門団体(CFF)の御託宣;アメリカ国民へカルト恐怖を刷り込む


一九七八年一一月一八日、「人民寺院」の教祖ジム・ジョーンズと八〇〇名を超える信者た
ちが、生活していたギニアのジョーンズタウンの密林のなかで集団自殺を遂げるという事件が
起こり、これらの団体の存在が改めて注目されることになった。信者たちが清涼飲料水に毒を
混ぜて一斉にあおったというショッキングな報道が、以後数週間にわたってメディアをにぎわ
した。最初の報道がなされてから三日後、パトリックはマイアミで記者会見を開き、五〇〇〇
万人のアメリカ人(全人口の四分の一近く)がカルトの信者であると警告している。この数字
の根拠は、自称カルト専門家として長年にわたり集めた情報(その大半は再教育の活動におい
て入手した) ということであった。

 

*怪し気なCFFは活動規模を拡大し(本性をあらわし?)全国規贈の反カルト組織の創設をし、以下の教会監視活動を始める。

1. カルトの疑いのある組織を密告者を通じて監視すること

2. 非主流派の宗教・政治団体の ″データ保管庫″を探ること


このころ、CFFは豊かな資金とフルタイムの職員による全国規贈の反カルト組織の創設を
めざし、テキサス州のコンサルティソグ会社にその実現の可能性を諮っていた。同コンサルテ
ィング会社の報告書《北米の破壊的カルトに対抗する戦略プラン》には、かなり野心的な青写
真が描かれており、カルトの疑いのある組織を密告者を通じて監視することや、非主流派の宗
教・政治団体の ″データ保管庫″を探ること、公職貞や法執行機関、裁判所などに対してカル
卜に関する教育を行なうことなどが提案として盛り込まれている。加えて、
諸機関が警察の情
 報提供者として活動し、「カルトの犯罪的慣行を暴く」べきであると提言している。

*作られた「カルトへの恐怖」を追い風に「カルト把握ネットワーク(CAN)」

が創設され、一五〇〇近い組織をカルト認定する(!!)

その中には多くの聖書的な教会、教派が。

 この報告書に基づいて、一九七九年に非営利団体である「カルト把握ネットワーク(CAN)」
が設立された。シカゴに本部を置くこのCANは国の情報センターを自任し、全国の ″カルト
活動″ 追跡の成果を示した会報を発行している。CANは設立後まもなく、カルトに関して主
導的な役目を果たす米国随一の組織となり、やがて当局とも情報を交換するようになった。カ
ルトに関する警察の集いにCANの事務局長シソシア・キッサーが講演者として招かれたり、
CANの集会に政府関係者が講演に呼ばれたりといったことも珍しくなかった。

 やがてCANは一五〇〇近い組織をカルトに分類し、そのファイルを作成、一九九六年には、
ほとんど無名のキリスト教系団体から 「サイエントロジー教会」 「イスラム国家」、文鮮明の
「統一教会」 といった有名な団体まで、幅広い組織の追跡を行なうようになっていた。また、
FBIが一九九〇年代に監視していた極右団体の大半もカバーしており、アーリア人国家、フ
リーメソ、国家同盟、白系アーリア人レジスタンス、創造主教会、KKK、「契約ー主の剣
と武具の会」 などのさまざまな団体の情報がファイル化されていた。
 

*怪しい「カルト把握ネットワーク(CAN)」は、強制や体罰、さらにセックスまで用いる。(お前らの方がよっぽどカルトだ!)

しかし、何故か警察、裁判所は知らぬふり;国家的な嘘、カルト刈りか?


 ファイルの情報の大半は、パトリックのような自称″再教育活動家″ から得られたものであ
る。これらの活動家はパトリック同様、子供がカルトに入って悩んでいる親の要請で活動する
ことが多い。子供たちを何日にもわたって隔離し、新しい思想からの脱洗脳を試みる。なかに
は強制や体罰でこれを達成しようとするケースもあり、ひどいものではセックスで説得しよう
とした例もある。
 CANが発足した当時すでに、こうした行為は問題視されるようになっていた。再教育活動
家が逮捕されたり、有罪判決を受けたりした例はほとんどない。しかし、「全国教会会議」 は

一九七四年、こうした行為への非難決議を行なっている。このような再教育は ″犯罪″ であり、
「州法ならびに連邦法の条項および精神に抵触しているだけでなく、世界人権宣言のような世
界的な基準にかんがみても許されない」 と指摘している。また同決議は、「大陪審がこうした
行為の起訴を認めず、小陪審が有罪評決に二の足を踏むのは、親などの身内の依頼を受けての
                                         
行為であることや、少なくとも表面的には被害者のためということになっているからであろう」
とも分析している。

*怪しい「カルト把握ネットワーク(CAN)」はいつの間にか「カルトの権威」ということになり、FBI等の法執行組織が判断をあおぐ事になった;

というより、始めからこういうシナリオになっていたのでは。

 

 

 再教育の行き過ぎが社会問題化した結果、CANは再教育をあからさまに宣伝するようなこ
とはなくなった。しかし、組織の人間は今でも、悩める親に全国の再教育活動家を紹介するこ
とが少なくない。CAN幹部のマーティ・バッツは一九九四年一〇月に、一九八九年以来五〇
〇回くらいそうした紹介を行なってきたことを認めている。
一九八〇年代後半には、CANは新興宗教や政治運動に関する法執行機関の判断に影響を与
えるようになっていた。FBIは正式に同組織のカルト観を受け入れ、都市部の少数民族コミ
ュニティを支持母体としている左翼政党 「新同盟党 (NAP)」 への調査を行なっている。
NAPは一九七九年に発足して以来、連邦、州、市町村の選挙に候補者を送り込んできた。一九
八八年の同党の大統領候補レノラ・フラニ博士は、初の黒人の大統領候補かつ初の女性候補と
して、四〇の州で指名選挙に立候補した。この年、FBIはNAPを ″政治カルト組織″ と認
定して同党の調査を開始している。
 

*ユダヤ臭の強い怪しい「カルト把握ネットワーク(CAN)」の判断は、

無実の「新同盟党 (NAP)」へのカルト非難を合法化し、FBI捜査に貢献する。

 

 

 アリゾナ州フェニックスの ″信頼性不明の情報提供者″ からの情報提供がきっかけとなった
この調査には、二四以上のFBI支局と本部が関わり、これらのすべてが同党に関するファイ
ルを作成した。FBIはこの調査において多数の州・市町村警察と接触し、NAPの党員 (当
時一九八八年の大統領選の選挙活動を展開していた) が 「武装していて危険」 であると警告し
ている。FBIは結局、NAPが法に背くようなことはしていないと結論付けたが、同党は一
九九三年にFBIの活動を告訴、「カルト」 という言葉をレッテルとして利用し捜査をしたこ
とは米国憲法の修正第一条、第四条ならびに第五条に違反していると主張した。裁判では、カ
ルトという言葉が 「いかなる連邦法ならびに規制、連邦証拠規則においても、法的に無資格で
あると断定したり、親権を奪ったり、心理的に追いつめたり、連邦法執行当局の強大なる力を
行使したりする根拠とはされていない」 という指摘がなされている。
 
 

*怪しいカルト把握ネットワーク (CAN) は、米国の法執行の歴史における最大の汚点:ブランチ・ダビデイアン包囲、殺害にも影響を及ぼしている。


 カルト把握ネットワーク (CAN) は、米国の法執行の歴史における最大の汚点と言っても
いい一九九三年のブランチ・ダビデイアンの包囲においても、重要な役目を果たしている。リ
ック・ロスという自称カルト専門家がダビィデイアンの存在を知ったのは、一九八八年のこと
であった。ロスはCANのメンバーではなかったが、同団体の年次総会にはたびたび出席して
おり、CANのスタッフを通じて再教育の依頼を受けることも多かった。

 ロスは数年にわたりダビデイアンの調査を行なっていたが、やがてデビッド・ブロックとい
う信者を奪回して再教育してほしいという依頼を受けた。再教育は一九九二年、CANの南カ
リフォルニア支部長プリンラ・コーツの自宅で行なわれている。
 洗脳を解かれたブロックは、ロスとコーツにショッキングな告白をした。ダビデイアンの教
祖デビッド・コレンュが、信者の若い娘たちに性的虐待を行なっており、教団施設には違法マ
シンガンなどの銃器を保有しているというのである。
 ロスがアルコール・タバコ・火器取締局 (BATF) にこのことを伝えると、同局は教団施
設の強制捜査でコレシュを逮捕し、武器を押収するという決断を下した。一九九二年の後半、
強制捜査の計画を練る過程で、BATFはロスの助言を仰いでいる。

 ロスはブロックから聞いたショッキングな話を、地元ウェイコの新聞<トリビユーン・ヘラ
ルド> にも伝えた。同紙は一九九三年二月二七日より、同数団の施設に関する連載記事を掲載
し始めた。この記事のなかでロスは、ダビデイアンが暴力に訴える可能性の高い 「極めて危険
な団体」 であると警告している。BATFはこの記事が掲載された翌日にダビデイアンの教団
施設の強制捜査を行なったが、ダビデイアン側に情報が漏れていたために抵抗され、FBIと
の間で五一日問にわたってにらみ合いが続いた。この間、ロスはFBIの相談役として包囲を      
援護した。

*怪しいカルト専門家、CAN職員は、ダビデイアンへのイメージ特定;カルトだから、攻撃されて当然との意見を述べ、彼等の殺害への道筋をつける。

 ロスとCAN職員は、ダビデイアンに対する世間のイメージの醸成においても重要な役割を
果たしている。彼らは包囲期間中、企業系メディアを通じて同教団の終末思想を紹介し続けた。
ロスはダラスのCBS系列局であるKDFWにコメンテイターとして招かれ、テレビに出演し
ている。また、CAN会長のパトリシア・ライアンは<ヒューストン・クロニクル>紙の取材
に対して、政府はコレシュを逮捕するためにあらゆる手投をとるべきであり、″武力″ による
強行突入も辞すべきではないと述べている。CANのヒューストン支部のある職員は、「彼ら
(ブランチ・ダビデイアン) は投降してくることはないでしょう。FBIが突入しての逮捕と
いうことになるはずです。おそらく、あまりきれいな結末にはなりません」 と話している。
 その言葉通り、一九九三年四月九日、施設が炎に包まれ多数の犠牲者を出すという悲劇で、
突入劇は幕を下ろすことになった。
 

*プリンストン大学のナンシI・T・アマーマン (宗教学) は、ロスと

怪しいカルトハンターCANの情報のみに頼ったFBIを批判している


 事件の数カ月後、プリンストン大学のナンシI・T・アマーマン (宗教学) は、ロスとCA
Nの情報のみに頼ったFBIを批判している。九月三日に司法省と財務省に提出した報告にお
いて、彼女はこうした密告を鵜呑みにすることの危うさを次のように指摘した。
「ブランチ・ダビデイアン事件の立件のため、BATFは教団の元信者たちへの聴取に加え、
信者に″再教育″をほどこした少なくとも一人の人物への聴取を行なっている。リック・ロス
氏はカルト把握ネットワーク (CAN)としばしば深い関わりを持ってきた人物で、BATF
の ″相談役″だったとされている。しかし、教団と教祖コレシュに関するBATFの捜査にお
いて、彼はおそらく多くの参考人の一人に過ぎなかったはずだ。にもかかわらず、彼から得ら
れた情報をどのように評価したのかさえ明らかにされていない。同ネットワークとロス氏のイ
デオロギー面、金銭面での関心はともに、彼らが″カルト″と呼んでいる集団への世間の疑惑
や敵意をあおることにある。また、ウェイコの新聞が二月二七日から連載し始めた記事も、両
者が主な情報源になっているようである。″反カルト″ コミュニティの人々が、ブランチ・ダ
ビデイアンをターゲットにしていたことは疑うべくもない。
 

*怪しいカルトハンターCANは、自ら″カルト専

門家″と名乗ることが多いが、学術界ではまったく認められていない。

(しかし、愚かな日本のキリスト教新聞は何の注釈もなく、これらの怪しい連中を

「専門家」として紹介している。役立たずである。)

 

 

これらの人々は、自ら″カルト専
門家″と名乗ることが多いが、学術界ではまったく認められていない。CANの活動家は全国
教会会議(National Counciles of Churches)
 のような団体からは、信教の自由を脅かす存在だと
見られている。また、彼らの再教育の手法は、違法性が高いことが明らかになりつつある。少
なくとも、ロス氏と、彼が接触した元信者たちは、情報源としては偏りがあると考えるのが妥
当であろう。より一般的な科学コミュニティからの情報を持っていなかったBATFは、教団
に反感を持っている元信者や熱心な再教育活動家から聞き知ったことを公平に判断できる状態
にはなかったと思われる」

*自分の非を認めない、クリスチャンの規範に沿っては動かない怪しいカルトハンターCANは、訴訟を受け、払えず、解体する。

 CANは、自分たちが誤ったことをしたとは認めていない。しかしながら、その後ロスが再
教育で犯した失態により、解体を余儀なくされることになった。
一九九〇年一二月、キャサリン・トンキンという女性からCANのシアトル支部に電話があ
り、一〇代の息子三人が 「命の幕屋教会」というワシントン州ベ
レビユーの統一ペンテコステ派小団体に入信してしまったと助けを求めてきた。電話を受けた
CANのボランティアは、トンキンの話を聞き終えると、ロスに取り次いだ。ロスは二名の仲
間とともにシアトルに飛び、三人を施設から奪還すると、ワシントン州の海岸地帯にある隔離
された家に五日問にわたって監禁、カルト宗教に関するビデオを見せて教団を否定させようと
試みた。三人は最終的に教団の教えを否定したものの、トンキンの長男であるジェイソソ・ス
コット (一八歳) は表面的にそのような態度を装っただけで、脱洗脳のお祝いの席でスコット
はレストランを飛び出し、警察に通報した。
 ロスは拉致容疑で起訴されたが、キャサリン・トンキンが、子供たちが危険な状態だと思っ
て自分が彼を雇ったと証言したため、陪審は無罪の評決を下した。ただし、一連の裁判報道は、
サイエソトロジー教会の関心を引き寄せる結果となった。これまでさまざまな論議を呼びつつ
CANとの衝突を繰り返してきたこの団体は、スコットの代理としてロスとCANを相手取っ
て訴訟を起こし、CANと再教育が憲法で保障された人権を侵害したと訴えた。一九九四年に
始まった公判で、陪審はスコット側の主張を認め、CANとロスにそれぞれ一八○万ドルと三四〇万ドルの慰謝料の支払いを命じた。しかしCANには支払能力がなかったため、サイエン
トロジー教会に同団体の資産が渡ることになった。このなかには、一五〇の箱に収められた同
団体の情報ファイルも含まれていた。
 CANのファイルにあった団体の完全なリストについては、フエラルハウス社のウェブサイ
ト内の本書のページをごらんいただきたい。
 ADLやSPLCなどの民間諜報ネットワークは、密告文化の重要な要素を構成している。
しかし、連邦政府が全国規模の監視ネットワークを完成させるには、さらに主流派メディアの
協力が必要であった。
 

(コメント;これは、アメリカで進む、キリスト教会を相手に繰り広げられている、
カルトという名の非難、その隠れた実態、意図を示す一文である。
アメリカにおいては、かつて教会になかったこと、主につく教会が
カルト呼ばわりされることが頻繁に起きており、その裏には怪しい、
カルト専門家がいることが暴かれている。アメリカキリスト教会のHPを見ると、
彼等は教会カルト化チェックリストなどとつけた
表をつけてそれに会わないものをカルトであると非難している。
しかし、そのチェック表なるものは、聖書どころか、この世の標準に満ちたものであり、
「牧師の権威が強い」などと当たり前の事が、カルトチェックの対象になっている。
聖書を捨て起き、これらの扇動者に従い、踊らされる愚か者になってはいけない。)
 
 

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