#ニューエイジ運動を信用してはいけない

一九九八年九月初旬の時点で円は一ドルー三○円台にまでもどしているが、我々は、ここ数か月の間
に、繁栄の糸口に立った東南アジアの国々が次々と凶暴な人々の手によって無理やりに引きずり降ろさ
れるのを見てきた。マレーシアのマハティール首相は、この災害が全く人為的なもので、ある種の人々
が強い意志と、幾つかの国々が束になってもかなわない莫大な富を武器として使い、破壊し尽くして居
ることを明確に見抜いている。最後に残された楽園、日本がいよいよ彼らの最後の仕上げとして料理さ
れようとしているのである。一九二九年の大恐慌に勝る大恐慌が訪れようとしている。今、スクラッ
プ・アンド・ビルドが始まっていると私は最初の本「悪魔最後の陰謀」の言頭に書いた。その通り、今
や世界はほぽイルミナティのスケジュール通りに進んでいる。しかし、何を建てようとしているのか。
ニューエイジである。新しい時代が来るという。

二○○○年を一つのポイントとして、
新しい世界を作るために大掛かりな計画が進んでいるようなのである。最近、昔はやったフィフスディ
メンションズというコーラスクループの「アクエリアスエイジ」という歌をなぜか再び耳にするように
なったと思わないだろうか。イルミナティは世界の至る所に、新たなる〃アクエリアス・エイジ〃寺院
を建立するのに忙しい。以下に占星術師であり手相見であったデイヴィッド・メイヤー氏のラスト・ト
ランペット紙の記事を載せる。氏はイエス・キリストに出会い、今やNW○(新世界秩序)すなわちサ
タンとその子、反キリストの組織であるイルミナティとの職烈な戦いを繰り広げている勇者である。
「イギリスのグリニッチの本子午線上にはミレニアムドームという巨大なアミューズメントランドが建
設されている。これはニューエイジ星座表の出発点と終点の印となるだろう。この建物は一二億ドルも
掛かるのだがだれが払うのかだれも知らない。

この建物は直径一○五○フイート(三二○メートル)中
央の高さ一六五フイート(五○メートル)となるはずで、あの巨大なアトランタのジョージア・ドーム
の二倍の大きさである。このプロジェクトを管理しているピーター・マンデルスゾーンはこのドームの
目的と使用法はまだ秘密だと言っている。イギリス下院はこのミレニアム・ドームはディズニーラ
ンドでも、何か安っぽいテーパークでも、博物館でもなく、使用目的はまだ秘密だが、ただ〃だれも今
までに見たこともないもの〃だと説明された。ピーター・マンデルスゾーンがうるさく言われて認めた
のは、すべては謎であるが〃キリスト教がこのドームで体験することの中心となるだろう〃と言う事で
ある。このドームは一度に三万五○○○人、一日に一○万人を収容することができる。

この巨大なドー
ムは真ん中に瞳を持つ眼球のような型をしていて、いくつかの〃ゾーン〃に分かれている。その一つは
〃プレイ・ゾーン〃であり、乗客はコンポイのペルトにのってホログラムの中を通過する。あるものは
〃レスト・ゾーン〃で、入場者はベッドに横たわり〃夢のシークェンス〃を通過する。〃ワーク・ゾー
ン〃には未来の仕事を経験する〃はしごの谷〃がある。〃マインド・ゾーン〃には〃パーチャル脳〃が
あって人々はその中に入ることができる。〃ポディ‐ゾーン〃には胸をあらわした巨大な三二○フイー
トの裸の女性の人体模型がある。女性の次にはおもちやを持った子供の模型がある。入場者はこの裸の
女性の内部をはいまわり、記事によれば〃内臓器官によじ登ることができる。〃それは〃母なる地球〃
なのだろうか?これはポール・サイモンが歌っている〃母と子の再結合〃だろうか?(訳注*小生の四
冊目のニムロデと母を参考にされたい)。

〃スビリット・ゾーン〃というの
もある。これは〃すべての既成宗教の霊的、良心的探求を表すニューエイジのピラミッド〃からなって
いる。そこにはまた四○フイートの高さの二階座敷とつながる六つの三階建て(六六六)の建物があ
る。これらのビルには店舗、テレビスタジオ、ビジター休憩所、オフィス、レストランがある。そこに
はまた〃グローバル・ゾーン〃と言うのもある。それは自給自足の熱帯雨林であり、世界の気候と国際
的な食物の広場でもある。ドームにはトイレット、インディアン・テントと呼ばれるものもある。六○
フイートの高さを持つ二四の円錐形の塔である。各トイレットは動作センサーによる蛇口と個室のドア
を備えている。それはかぎを閉めるまでは透明である。

ミレニアム・ドームの〃経験〃を通る全ての入
場者は手で持てるガイド機器を持たなければならない。それはコンピューターによって九か国の言葉で
説明する。どのぐらいの人がこのようなルシファーのアクェリアス・ニューエイジの経験を望んで入っ
て行くのだろうか?出てきた時、人々は決して同じではないだろう。これは今世界で進められているニ
ューエイジのセレモニーの一つの舞台となるだろう。

パリには〃地球の塔〃と言う名の高い塔が出来つつある。建設費は四二○○万ドルに達するだろう。パ
リ市長ジーン・チベリは〃地球の塔はユートピアの集会所となるだろう〃と言った。この塔は鉄と木で
作られ、頂上には五弁の花びらのようなものが作られる。この塔に付随してコンコルド宮の変形の世界
最大の日時計が作られる。広場の中央にはエジプトのオペリスクが日時計の針として立てられる。一九
九九年のニューイヤーズ・イブには二○○○のドラムのとどろきの内に、エッフェル塔から巨大な卵が
降りてくる、殻が破れると何百と言うテレビのスクリーンが現われ、世界中からのプログラムが写し出
される』アトランタオリンピックで我々は極めてオカルト色の強いアトラクションを見た。そLてサッ
カーのW杯の開会式にも同しようなアトラクションがあった。

これらはある一つの計画の下に行われて
いるニューエイジのセレモニーのリハーサルなのかも知れない。その他、ニューエイジは宗教と精神修
養の中間的なものを作り出した。今日、宗教とも精神修養ともつかぬ得たいの知れないムーブメントが
ある。それらに共通するのは、非常に科学的な装いをしているが、実はオカルトであり悪霊による巧み
な束練に至る物が多いような気がする。健康食品、ハーブ、病のいやしなど様々なスタイルでやってく
るようだ。〃
 

これからの子供達は大変だ。恐ろしい時代が来た。一九九九年一二月三一日。エジプトの大ピラミッド
で世界のwitch達が集まり盛大なお祭りが行われる。それは新しい時代の到来を告げるパーティーである
が、その主役は、NW○新世界秩序であるイルミナティであり、そのあがめる神はルシファーである。
 
 
 
 

#全米に戒厳令、市民は自由を失う

しかし、ここで慌てないで頂きたい。たしかに西暦二○○○年に世界は新時代に入るだろうが、だから
といって、それがサタンが全世界を完全に掌握しすぺての人類に六六六の印を付けさせる時代とはなら
ない。最近キッシンジャーは「世界を統一する計画は、我々の時代に出来なくても、我々の子供の時代
には完成できるだろう」と言う意味のかなり弱気とも思える発言をしている。それはそうだろう、世界
人類にすべてナンバーを付けて管理するというような体制は今のところ出来てはいない。人類を全て管
理するという仕事は簡単な事ではない。私はそれまでにアルバート・バイクが言うようにもう一つの世
界大戦が〃必要〃だろうと思う。一体彼らはどこからその様なスケジュールを持ったのだろうか。まる
で未来を透視できるような能力はだれから与えられたのだろうか。

アルパート・バイクそれはフリーメ
ーソンを少しでも知っている人なら、すぐに判る有
名な人物である。アルバート・バイクは一八四○年代、アーカンサス州リトルロック出身の甫軍の将軍
でルシフィリアン プリーストフッド(ルシファーの僧侶団)の頭領であり、イルミナティの一三階級
だった。一八五九年から一八七一年にかけてバイクは二○世紀に起こす三回の世界大戦の計画を作り出
した。バイクの計画は次のようなものであった。この文書は今も大英博物館にあるという。

第一次世界大戦: ロシアの皇帝をひきずり落とし、カール・マルクスの『共産党宜言』によって共産
主義を制定する。さらに他の国々の政府も共産主義によって滅亡させる。第一次世界大戦はイギリスと
ドイツという二つの異なった体制の協力によって実現した。
 

第二次世界大戦: ナチズムをてこに、ファシズムとシオニズムの間の違いを利用して、ドイツを滅亡
させる。それによって、〃ユダヤ人の〃イスラエルをパレスチナに作る事が出来るだろう。共産主義を
アメリカと同じ力になるまで育てる。フランクリソ・ルーズベルトとウインストン・チャーチルがこれ
を助けた。
 

第三次世界大戦: キリスト教民主主義国家を滅亡させる。世界平和のためのルシファーの教儀が公に
宣言され、無神論共産主義が世界中で確立する。

もちろんアルバート・パイクという一人の人物によっ
て全てが決まったというものでもない。しかし、確かに二つの戦争の前に、そのような戦争を起こそう
という計画があったという文書が今に残されているのである。ここではアルバート・バイクだけが出て
くるがもちろん他にも多くの人々、例えばマッチーニなどの名があがっているのだが、その後には壮大
な世界制覇の野望をもった意志集団があったのである。アルバート・バイクはその中のもっとも優秀な
理 論家だったらしい。彼は特に「モラル・アンド・ドグマ」という書物によってこの集団の思想と行動
基準のグランドデザインを描き出した功績によって高く評価され、ワシントン市に銅像が残っている。
 

今、第三次世界大戦が始まる可能性があるだろうか。イスラエルとアラブはもしイスラエルが第三神殿
の建築を強行すれば戦争になり、それは世界的なものとなろう。また北朝鮮はアジアの火種であるが世
界戦争になるとは思えない。不思議なのはロシアで、あれほ
ど困窮が言われながら、なんとか続いているのはなぜだろうか。数年前の報道では今にも戦争でもおっ
ばじめかねない様子だった。あれは偽報道だったのか。し、かし、私の所に入るキリスト教系の情報で
もかなり困窮しているのは確かである。ここで疑問になるのはこれらニューエイジのお祭り騒ぎと、第
三次世界界大戦という矛盾したテーマがイルミナティの中ではどうつながっているのかと言う事であ
る。

さらに、アメリカ内部のマーシャル法、強制収用所とも矛盾して見えるのである。スブリンクマイ
ヤー氏によればアメリカでは戒厳令であるマーシャル法の適用が準備されている。すでにアメリカ国内
にロシア軍を初めとする外国軍が大量に駐屯しているという情報が多く寄せられている。これはアメリ
カに戒厳令をしき、イルミナティの支配する国家とするためにはさすがに米軍は当てにならないからだ
ろう。それによるブルー・アンド・レッドの選別(私の前著「誰も書けなかった悪魔の秘密組織」を参
照されたい)。これはしかし世界大戦とは矛盾しないのかもしれない。そうして弱体化したアメリカを
見てロシアなどが行動を起こすのかもしれない。ドン・マカルバニー氏は「力の頂点に立ったものは、
弱いふりをするものだ」と言っているが、ロシアは軍事力の面で決して弱体化していない。

むしろ冷戦
時よりも軍事力を蓄えているという。スプリングマイヤー氏の
情報提供者によるとメキシコにロシアの軍事物資が大量にストックされているという。また、現在アメ
リカで訓練を受けているロシアの何千人という軍人の中には、アメリカの秘密のステルス戦闘機の操縦
訓練を受けているバイロットが居るという。これらのステルス機はアメリカの国民には極秘にされてい
るのである。イルミナティはアメリカをまず叩きのめすだろう。そして第三次世界大戦が始まるのでは
なかろうか。今のままではアメリカ軍の中の約二五%ぐらいはイルミナティに反抗していると言うし、
前にも書いたようにマーシャル法の適用にワシントンへの核攻撃をすると脅かしたような海軍提督も居
た(この提督はその後退役させられた)。

何をきっかけにするか分からないが、ある日アメリカに戒厳
今が敷かれる。そのきっかけとして考えられるのは、例えば銃の規制、コンビューター二○○○年間題
などかもしれない。そしてアメリカが大混乱に陥った時、ロシアを中心とするゴグ・マゴク軍が中東と
アメリカに向けて進軍するのだろうか。それはまずイスラエルとアラブの局地的な戦争。それに参戦す
るイラク、イラン、ロシア、中国軍。対するはアメリカ、カナダ、日本となるのだそうだ。そして、ア
メリカに核の嵐が吹く。アメリカは巨大な広島となるだろう。残念ながらホ
モセクシャルを公に認めた邪悪な一面を持つこの国に清めの火が下るだろう。驚くべきことに、イルミ
ナティは核戦争後のアメリカで行動する部隊を作っている!

FEMAはそのために創設された特種部隊で
ある。FEMA(Federal Emergency Management Agency)はカーター大統領の行政命今によって国家
緊急の時に超権力として行動する部隊だ。自然災害より核戦争への生き残りのために彼らの努力の大半
を置いているのである。彼らはアメリカが核戦争によって廃虚になる事を前提として行動している。
FEMAは三00台からなるMERS(Mobil Emergensy Response Support units)という自動車部隊を創設し
た。これは核攻撃にも耐え、一か月間外部からの支援なしに行動できる部隊である。MERSはKenworth
 K一○○Eの四四四馬力のディーゼルエンジンを持つ特注のブライマリー・ラジオバンを含む五八の支
援車両を持っている。

このバンは電磁気防御シールドによって保護されている大きなコンピューター、
ファックス、暗号無線機、飛び出し式の衛星用バラポラアンテナを積んでいる。また巨大なジェネレー
ター、生き残ったガソリンスタンドのどれからでも燃料を吸い上げるタンクも付いている。このMERS
部隊の創設には数百万ドルという金額が支払われた。そして何千人
というFEMAの人員がこれに投入されている。一般の災害にはわずかに数百人がふり当てられているに
すぎない。さらに不思議なことに、デイヴィヅド・メイヤー氏のラスト・トランペット紙の九八年六月
号によればアメリカ森林局は三八万マイルの木材運搬用の道路を緊急に破壊している。これはアメリカ
を縦横に走るメインハイウェイ(Interstate system)の八倍に相当する距推であるという。一体これは何
のためなのだろう。氏はこの事をマーシャル法と関連づけている。

要するに市民が森林地帯に逃げ込め
ないようにするためであろう。また、この号にはNASAが全ての天文学者に対して、七二時間以前に地
球に接近する物体を公表しないようにという命今を出した。つまり、その物体が地球までの距推が三日
以内になったときまで発表するなと言う事であろう。何がやってくるというのだろうか。どこからやっ
てくるのだろうか。三日以内ということは三日ではもう何も対応できなくなってからと言う事なのだろ
うか。これについてはまだほんの一報しか受け取っていないのでこれ以上は何も書くことができない。
そんな事は露知らずアメリカは今、好景気に沸いている。一体アメリカで何が起こっているのか。我々
は少しこの点を観察して見ようではないか。